老人施設ご担当者さまへ
当院は在宅医療だけではなく、老人ホーム、特に特別養護老人ホームでの終末期医療に積極的に協力しています。
現在、施設での終末期医療に携わると、癌の終末期の患者さんは少なく、超高齢や認知症の末期などで嚥下機能が失われてしまった患者さんが多く、この患者さんに対する医療の手がきわめて乏しいことを実感しています。
当院ではいままで漫然と行われていた胃瘻や経管栄養など積極的な方法の援助だけではなく、施設での「自然な最期」というあり方にも24時間体制で支援しています。
医療がここまで進歩した今日、嚥下機能が破綻した高齢者医療を考える時、病気をどのように治していくかということも重要ですが、目の前の患者さんがどのように最期を迎えていくかということもご家族と一緒に同時に考えることがわれわれに求められていると考えております。
現在、施設での終末期医療に携わると、癌の終末期の患者さんは少なく、超高齢や認知症の末期などで嚥下機能が失われてしまった患者さんが多く、この患者さんに対する医療の手がきわめて乏しいことを実感しています。
当院ではいままで漫然と行われていた胃瘻や経管栄養など積極的な方法の援助だけではなく、施設での「自然な最期」というあり方にも24時間体制で支援しています。
医療がここまで進歩した今日、嚥下機能が破綻した高齢者医療を考える時、病気をどのように治していくかということも重要ですが、目の前の患者さんがどのように最期を迎えていくかということもご家族と一緒に同時に考えることがわれわれに求められていると考えております。
今後も患者さん、家族と膝を突き合わせて相談し、その人にとってその場その場で最善の方法を選択できる医療を提供させていただきますので、ご関心をお持ちのご担当者様はお気軽にご相談ください。
嘱託施設
特別養護老人ホーム | 香樹の里 磯子自然村 横浜市浦舟ホーム 笹の風 南永田桜樹の森 |
参考資料
施設ご担当者様へ
当院は開院以来、施設の終末期医療にも力をいれております。特に特養においては介護度の重度化、超高齢化が進み、嚥下機能が衰えた結果起こす誤嚥性肺炎を繰り返す患者さまにおいては、家族と面談を行い、施設での自然な最期を迎えるのか、胃瘻などの栄養療法を進めていくのかなど、患者さまにとって今後どういう過ごし方が一番いいのかを話し合い、患者さま、ご家族になるべく後悔がないように、そして施設のスタッフが安心してみていけるように努めております。結果、令和4年7月現在、市内6件の特別養護老人ホームの嘱託医として年間100人程度の患者さまを施設で看取っております。
当院の施設医療にご興味をお持ちのご担当者様は遠慮なくお問合せいただければと存じます。
当院の施設医療にご興味をお持ちのご担当者様は遠慮なくお問合せいただければと存じます。